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TEACCHプログラム研究会 岡山支部   学齢期の支援 アンケート結果

先週に学齢期の支援の講義と実践報告がありました!

小田桐先生の学齢期の講義はとっても学び多き時間でした。幼児期から取り組んできたことをアセスメントし、成人期に向けて学ぶ時期であること。学齢期といっても小学生~高校生までありますよね。一人ひとり学ぶきこと、獲得できるスキルも異なってくると思います。

だからこそ、幼児期で学んできたことを積み上げていくことが大切なこと。学齢期は色んな経験もできる時期でもあり、その経験が成人期につながり、よりよい人生になること!

今回も貴重な講義となりましたね。


❖参加された方のご感想です。

・私が所属している法人の代表はヘルパー事業で強度行動障害の方の支援をしています。これまでに代表が関わった事のある強度行動障害の方について「中学2年生くらいの頃から学校に行きたがらなくなったり、他害が出始めたりしたという方が多い。小学校→中学校→高校と学年が上がるにつれて、校外学習や就職に向けた職場体験などの行事が増える事で、本人に求められるスキルが増え、折り合いがつかなくなり始めるのが大体その時期。それまでに本人の学習スタイルに合わせた支援を受ける事ができていたり、周囲の人に相談するというスキルを持てていたりしたら、もしかしたら強度行動障害にはならなかったのかもしれない。」と話してくれます。今回の講義と実践報告で、普段から代表から聞く話への理解がより深まりました。本人なりに学び育つ時期であり、自分らしさを見つける時期であり、自己肯定感を高めていく土台となる時期である学齢期。お子さん一人一人の学習スタイルを理解し、小さな事でも「分かった、できた」を大切に、関わるお子さんとの信頼関係を築いていきたいと思いました。そうした関りの中でお子さんやそのご家族のよき相談相手であり、よき理解者となっていきたいと思います。本日の講義の中で「安定した1日」というお話の中でアフターファイブ・休日の余暇時間やリフレッシュの時間も大事と言われていたました。私自身、9月から私情でドタバタしており、休日ろくに休む時間もとれず、心身ともに疲弊している状態なのですが、先日そうした中で利用児童に「顔が怒っているよ」と言われました。利用児童にも同僚にもとても失礼な事をしてしまったと猛省しているところです。利用児童の余暇の充実は勿論ですが、自分自身の余暇時間も大切にしないといけないなと思いました。私事ですがこちらで吐露させていただきました。今回もありがとうございました。


・学齢期の支援は幼児期の延長というイメージでしたが、そのような単純なものではなく、将来を見据えて機能的なスキルの獲得に向けて支援をしていかなくてはならない、と学ぶことができ勉強になりました。実践報告では、課題分析による評価、再構造化、その繰り返しによる支援を学ばせていただきました。その方の事業所以外での生活、将来に繋がっていくんだろうなとイメージがわきました。明日からの支援に役立てていきたいと思いました。準備など大変だったかと思いますが、大変貴重な講義をありがとうございました。


・丁寧な実践報告、講義内容とても勉強になりました。個々に合わせた支援内容を検討し、また再構造化していくことで、できること、わかることがこんなにも増えていくんだなと改めて実感しました。基本的なことをいつまでも忘れずに、日頃の支援に生かしていきたいと思います。


・ライフスキルトレーニングの大切さと、実践例を見させていただき、将来を見据えた具体的な取り組みが勉強になりました。私の事業所は幼児期なのですが、学童期にできるようになることを見据えて、スモールステップの最初の部分を伝えていきたいと思いました。般化として、お家の方と連携を取られているのも素晴らしいと思いました。ありがとうございました。


・学齢期の支援は、「わかる、できる」をできるだけたくさん経験することで、自己効力感を高めることがとても大切だとわかりました。同時にできないことは相談するということも同じぐらいとても大切だとわかりました。学齢期の経験は、仕事の土台になっていくということを意識して、かかわっていきたいと思いました。


・幼児期の支援との違い、成人期にむけての導入ということで、家族支援から本人支援への大切な時期ということが改めてわかった。だからこそ幼児期での成功体験や本人の情報を丁寧に学齢期への支援者へ引き継ぐことが必要だと強く感じ、数カ月後の移行にむけて自分も丁寧に引き継ぐ準備をしていこうと思う。


・学齢期の支援について、沢山の学びをありがとうございました。現在、幼児期の支援をしていますが、講義の部分で、どのようなことを学齢期に学び育てたいかを知ることができました。私が行っている幼児期支援の土台の上に、と言いますか、土台が無いと今日学んだことが子ども達に身につきにくいのかと思うと、日々の支援への気持ちがより一層大切なものだと思う時間でした。実践報告では、様々な動画を見る中で、ご家庭との関係がとても良いからこそ、家庭の様子を送ってくださったりしているのだと心温まる気持ちで見ていました。お子様を支える存在として、支援を軸につながれるって良いですね。良い時間をありがとうございました。


・診断の時から幼児期、就学時以降の学齢期など、時系列に並べるととても整理しやすく、どの場面でどんなことを意識して支援をしていけばいいのかがとても解り易かったと思います。成人期に向かっての基礎となる幼児期の大切さを痛感しました。確かに、成人になって問題行動を減らすためには、小さい時期に困った事、支援をして欲しい時に人に伝える術を獲得していれば、問題行動は無くなるのだと期待しました。幼児期に関わっている自分の役割を再認識することができました。家庭と同じ方向を見て共有すると二倍の力になると思いました。私も障害のある子を育ててきた一人ですが、その当時は放課後デーなどなく24時間母親と過ごす日々に心折れる時もありましたが、今の時代は福祉を活用して楽しく未来を見て子育てを楽しんで行けることを願います。親子を誘導できる方に出会うか出会わないかで大きな差が出るのだと思いました。


皆さんの素敵なご感想ありがとうございました!

実践報告を通じて、参加者の方と共有できること、今後の子どもたちへの支援を改めて考えることができます!


次回はいよいよ成人期です!

幼児期、学齢期で学んだこと、経験したことを社会へと活かすことへと繋がっていきます。


【日 時】11月18日(土)  18:30~20:30

【テーマ】成人期の支援

【講 師】重松 孝治氏(川崎医療福祉大学 子ども医療福祉学科)


次回も、皆さまのご参加お待ちしております!


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